今回は、会員制ラウンジの現状について紹介したいと思います。
みなさんが思っている「会員制ラウンジイメージ」と、実際は違う点。
そこに着目することで、すこしでも会員制ラウンジの面接応募に際してさらなる対策が練られればと思います。
- 会員制ラウンジの自由出勤について
- 会員制ラウンジの終電あがりについて
- 会員制ラウンジの採用基準について
- 会員制ラウンジの採用傾向について
今回はこの点について、イメージとの誤差がしばしばあるので紹介したいと思います。
目次
会員制ラウンジと芸能人の連想
ここ数年、会員制ラウンジという言葉を耳にする機会が増えてきました。
というのも「芸能人」の目撃情報の舞台としてしばしば出てくるフレーズとして知った方も多いはず。
じっさい会員制ラウンジは、西麻布で生まれ西麻布を中心に店舗も多くあります。
プライベートの匿秘性を守りたい芸能人が好むエリア、西麻布です。
ではなぜ西麻布を好むのでしょうか?
西麻布は、飲食店に会員制というシステムをとるお店がとても多く、また、その飲食店の通りにはさほど人もいない落ち着いているエリアという理由が挙げられます。
そして六本木、広尾、恵比寿、赤羽橋といったエリアからもタクシーでワンメーター程度のアクセスのよさなど、人目を避けたいけども、いちいち遠くまでも離れる必要もない。サッと寄れるエリアでもあります。
テレビ朝日から近いのもひとつの理由でしょう。
そんな、「サクッとお忍びで寄れる場所」に最適な場所が西麻布の会員制の飲食店にあたる訳です。
歌舞伎町、六本木や渋谷などの人目の多い繁華街を避けたがる芸能人には、距離も近く街自体に人がそこまで歩いていない落ち着いたエリアが好まれるのです。
最近、青山や三軒茶屋にも会員制ラウンジができているのもそのような理由からです。
お客様としての芸能人のみならず、働いている女の子にも芸能やモデルのお仕事をしている女の子が少なくない場所でもあります。
「会員制」「とおりにひとが少ない」
お客様だけではなく、プライベートを守りたい芸能の女の子のバイト先としても、西麻布を中心とする会員制ラウンジが人気であります。
会員制ラウンジが芸能女子に人気である他の理由
上記の「会員制」「人目が少ない」という理由のみならず、芸能の女の子のバイト先として会員制ラウンジが人気な理由は、そのゆるさにあります。
私服でそのまま働けて、お酒をつくったりなどの接客も必要なく、ノルマもペナルティーもない。
これらはキャバクラとも違う点です。
キャバクラのようにドレスに着替えたり、お酒をつくったりタバコに火をつけることもない。週にこれだけは出勤しなければいけないという出勤ノルマもなければ、遅刻や当日欠勤のペナルティーもない。
不規則なスケジュールでお仕事がはいる芸能の女の子には、この「自由な出勤スタイル」の会員制ラウンジがマッチするのです。
そこで、この「自由な出勤スタイル」についてまずは触れたいと思います。
一体どこまで自由なのか?
会員制ラウンジの自由出勤について
会員制ラウンジの出勤については、自由といわれていますが正確には完全自由という訳ではありません。
出たい時に出れる、月1程度でもOKくらいの自由をイメージしている女の子も少なくありませんが、じっさいは面接の際には、週に何回くらい出れる?と聞かれます。
週に何回でも出なきゃいけないという強制こそないものの、週に1回くらいは出て欲しいのが店の本音でもあり、採用基準の判断材料にも関わってきます。
会員制ラウンジは「完全自由OK!」ではなく、「不可ではないよ」程度です。
急な出勤も断られる場合もありますし、ほとんどのお店がシフトをとります。お店からすればシフトにより1日の出勤数をバランスよく保たなければいけません。
完全自由だと、日によっては女の子が数人、日によっては女の子が数十人出勤となってしまい、それを避けるためにシフトをとります。
容姿レベルが高い女の子や、お客様から指名(リクエスト)を頻繁にもらうような女の子はお店からもっと出勤してほしいと言われます。
入店して週に1回程度であれある程度の期間働いて、お店からある程度の安定感や信頼をえてから、しばらく忙しいから2週間くらい休ませて欲しいなどの自由はきかせてくれます。
ですが、最初から「いついつ出れるかはハッキリ言えません。今週でれるかもしれないし、来週でれるかもしれない」という完全自由の出勤はほぼどこのラウンジでも好まれません。よっぽどの高い容姿レベルでないかぎり、おそらく面接で落とされます。
じゃあ、さきほど、不規則な芸能のお仕事をしている女の子に向いていると言ったのはどうなの?ということになりますが、そういう女の子は特例で認めれる場合があります。
ですが、芸能のお仕事をしている女の子でもシフトはとりますし、あまりにも不規則で出勤が不安定な女の子は出勤調整の対象にもなります。
ですので、ケースバイケースというのが正解に1番近い解答になります。
会員制ラウンジの出勤は、「完全の自由ではなく、ケースバイケースで可、不可」になります。
会員制ラウンジの終電あがりについて
次は、会員制ラウンジの「終電あがり」について実際はどうなの?に触れてみたいと思います。
多くの求人サイトや募集ページでは、終電あがり可という風に書かれているかと思います。
これは結論から言いますと、嘘ではありません。たしかに可能です。
ですがそれは一部のケースにかぎるという意味での「可能」です。この終電あがりについてもケースバイケースになるのです。
さらには、終電あがりはほとんどのお店で厳しいとされます。面接時においても最も大きなマイナス材料になるのが、終電あがりになります。
というのも会員制ラウンジは、終電あたりの時間帯が1番お店が混み合う時間帯になるからです。
1番、女の子にいて欲しい時間帯になります。
求人サイトを見るにあたってのポイントとして、終電あがり「OK」ではなく「可」の場合は、ほぼほぼ厳しいと思った方がよいかもしれません。
会員制ラウンジは遊びに来れるような感覚でお仕事ができる業種でありますし、例えるなら相席屋にちかいスタイルですが、相席屋と大きく違う点は、いつでもフラッとお店に寄れて帰りたいときにフラッと帰ることができない点になります。
会員制ラウンジは私服で行けて、お酒をつくるなどのお仕事もなく、ノルマもペナもないというスタイルなので、多くの女の子が出勤や終電あがりに関しても完全自由と思いがちですが、実際は完全の自由ではないのです。
どうしても終電あがりがしたいという場合は、終電あがり「OK」というお店をまずは選ぶことをオススメします。
お店さがしもスムーズになります。
そして終電あがり「可」の場合でも、お店によって「可」の度合いも異なるのも現状です。
NGにちかい可というお店もあれば、比較的融通をきかせやすい可のお店もあります。
このお店が気になるという場合は、まずは問い合わせフォームで質問することもよいかと思います。
少数ではありますが、比較的融通をきかせやすいお店の場合もあるからです。
会員制ラウンジの採用基準について
次は、会員制ラウンジの採用基準の高さについて紹介したいと思います。
たまに面接の合否を伝えた際に、「え?落ちることってあるんですか?」とビックリしている女の子も少なくなくありません。
おそらく相席屋のようなイメージを持たれているんだなと感じることがあります。
会員制ラウンジも、登録さえすれば誰でもOKという認識があるのかもしれません。
ですが、会員制ラウンジはかなり高い面接基準をクリアしなければいけません。
キャバクラのような多い出勤数も求められることもなく、ノルマもペナルティーもないので、昼に学校がある学生や、お昼にお仕事をしている女の子にも働きやすいとその応募者数はかなりの数になります。
競争率も必然と高くなります。
ですが、会員制ラウンジのお店の数自体がそんなに多くある訳ではないので、かなりの高倍率になるのです。
あくまでも目安ですが、面接に受かる率は、10人に1人くらいといっても過言ではありません。
男性会員にとって、「会員資格を得て、ふだんでは出会えないようなキレイな女の子とお酒の時間を楽しめる」というのが会員制ラウンジの位置づけです。
かなりの高い容姿基準と競争率が会員制ラウンジの面接にはあるのです。
会員制ラウンジの採用傾向について
では、そんな高い会員制ラウンジの面接基準をクリアする女の子の傾向について紹介したいと思います。
「会員制ラウンジは清楚系の女の子がウケる」というイメージが勝手に浸透されていのかなと思うときがあります。
たしかに求人サイトや応募欄では、清楚系が好まれると書かれているのをよく目にします。
ですが、正確に言えば、会員制ラウンジのお客様層がいわゆるハイステータスで上質であるので、そういうお客様に失礼のないよう、ある程度のマナーや常識を持ち合わせている女の子を求めるという意味での清楚という意味合いになります。
もちろん外見の容姿においての清楚系は採用対象としては入ります。
ですが清楚系が1番好まれるというほどではありません。無難という意味です。
マナーも常識もある程度持ちあわせている。地でキレイな女の子。そういった意味での清楚系という言葉が近いかもしれません。
もちろん、金髪やそれに近い明るさの髪色の女の子は好まれなく、ダークトーンの落ち着いた髪色の女の子のほうが断然好まれます。
そういった意味での、清楚という言葉の用途になります。
化粧も薄い方がよいという訳ではありません。ある程度しっかりしたメイクの女の子のほうが好まれます。
スタイルもスレンダーで、顔自体も特別キレイであったり特別可愛い。
そんな女の子が金髪ではなく落ち着いた髪色、ふだんから手入れされた感じの清潔感をもっている。そういった意味での清楚ということになります。
系統がどうというよりも、目立つくらいの可愛さ、スタイル、手入れされているような小綺麗感(清潔感や身だしなみ)をもちあわせた女の子であれば系統かぎらず採用されやすい対象になるのです。
女子アナ系が1番好まれるという訳ではないのです。
じっさい西麻布や恵比寿、六本木の会員制ラウンジの多くは、ハーフ系やモデル系、キャバクラ系の女の子が多くいるのが現状です。
人気ランキングから見る会員制ラウンジの実際
今回は、いま流行りとなっている会員制ラウンジについての、世間のイメージと少し異なる「出勤」「終電あがり」「採用基準と傾向」の現状について紹介しました。
会員制ラウンジで働いてみたいという女の子、会員制ラウンジをはじめて聞いたという女の子はまずは最初にネットで情報を得るかと思います。
会員制ラウンジとは何なのか?どこにどんなお店があり、どんな特徴があるのかなどインターネットで調べるかと思います。
ですが、じっさいの現場でのお店の本音や待遇、採用の現状は分からないかと思います。
まずはじっさいに面接にいっちゃうことが早いかもしれませんが、その前に少しでも会員制ラウンジの現状を知ることが、面接の採用を少しでももらいやすくなるかとも思います。
またお店さがしもスムーズになると思います。
終電あがり希望なのに、かぎなく「不可に近い」終電あがり可能のお店に面接にいって落とされるという時間のムダも省けます。
会員制ラウンジは流行りとともに目まぐるしいスピードで業界も変化しています。
最新の現状を知るひとつの参考として、あくまでも独断ですがイマ人気のラウンジ事情をランキング形式で紹介したいと思います。
実際に働いた女の子の声を参考に「時給・日払い・雰囲気など」総合評価でおすすめの7つを厳選したものです。
会員制ラウンジは、採用基準こそ高いですが採用されれば最高の環境でおしごとができます。
私服でそのまま働けて、ノルマもペナルティーもなく、出勤もゆるい。
そんなメリットづくしのバイトです。
ぜひ1度、会員制ラウンジに面接、体験入店してみてはいかがでしょう。
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こちらの記事も参考程度にお役立てください。
会員制ラウンジのお店選びの前に気をつけて欲しい、意外と知られていないポイントが書いてあります。