今回は、自宅でつくれる“美白効果”のモノについて紹介したいと思います。
前回は化粧品を選ぶ際に役立つ、おさえておきたい美白成分について書きました。
今回はすぐに自宅でつくれちゃう美白の実践版です。
美白効果に期待できるモノになります。
目次
美白効果に期待!酒粕で手作りパック
白く透き通るような肌は女性の美しさを一層引き立ててくれます。
世の女性たちはその美しい肌を手に入れるために日々の努力を欠かしません。
実は、白く美しい肌を手に入れるために、身近で意外なものが一役買ってくれるというのをご存知ですか?
それは、「酒粕」です!
食べても健康や美容に効果を発揮してくれる酒粕ですが、簡単に作れる手作りの酒粕パックが、美白に効果覿面なのです。
今回はそんな酒粕の持つ美容パワーと、酒粕パックの作り方・使い方をご紹介します。
健康と美容の味方!酒粕の秘めたるパワー
酒粕は日本酒を作るときにできる、その名の通り「カス」なのですが、「カス」というには申し訳ないほどの栄養素をたっぷり含んでいるのです。
体の基礎となるたんぱく質や腸の働きを整える食物繊維、血液をさらさらにするビタミンB郡など、体に嬉しい成分たっぷりで健康維持にはもってこいです。
美を追求する方はもちろんご存知でしょうが、ビタミンB郡は肌のターンオーバーを活性化させる役割も持っています。
さらに、保湿効果の高い「セラミド」、コラーゲンの成分の一つの「プロリン」も含まれているので、ヘタな化粧品よりも美肌効果が期待できます。
酒粕パックの美白効果のわけ
健康と美容に効果的な酒粕パック、まだまだ有効成分がたっぷりあります。
今回は特に「美白」に焦点をあてて、酒粕のどんな成分でどんな効果が期待できるのか詳しく見ていきましょう。
シミやそばかすに効く「コウジ酸」「フェルラ酸」
酒粕に含まれている「コウジ酸」「フェルラ酸」はシミやそばかすの改善に効果的です。
コウジ酸はシミ・そばかすの原因となっているメラニン色素の生成を抑え、フェルラさんはメラニン色素を生成する酵素の働きを抑制します。
肌を白くする「アルブチン」
美白効果の高い成分に「ハイドロキノン」というものがあります。
メラニンを除去し肌の美白にかなり効果のある成分ですが、肌への刺激が強いのが難点です。
アルブチンはハイドロキノンとブドウ糖が結合したもので、高い美白効果を持ちます。
酒粕パックの作り方・使い方
酒粕パックの作り方は簡単、酒粕100gに対して120~150ccの精製水をビニール袋に入れて混ぜるだけです。
塊が残らないようにしっかり混ぜるのがコツです。使い切れない分は冷蔵庫に入れて3、4日保存ができます。
洗顔の後に、混ぜてペースト状になった酒粕パックを顔にまんべんなく塗ります。
POINT
少し厚めに塗るのがポイントです。
5~10分置いたら綺麗に洗い流していつもスキンケアをすれば完了です。
まとめ
スーパーでも手軽に手に入る酒粕が美容に効果絶大だとは驚きですよね。
でも、一度挑戦してみるとその効果に止められなくなること間違いなしです。